猫拭き講座 高難易度編
皆さん こんばんは。
『猫拭き講座』のお時間です。
ご無沙汰しております。
実は先日このようなご相談をいただきました。
『うちの三毛猫、最近外を楽しむようになりまして…
いえそれはいいんですが庭で寝たりしてるのに体を拭かれるのをすごく嫌がるんです。
同じベッドに乗ったりするのにこれでは…どうしたらいいでしょうか』(千葉県在住:女性)
この方も現在少数派となっている外出自由猫を飼われてるようですね。
前の講座ではモデルがフキフキ好きだったので
すんなり拭かせてくれた背景も確かにあります。
しかし私もフキフキには一家言ある身。
ここはプライドにかけこの三毛ちゃんにもフキフキの気持ちよさを知ってもらいたい。
ということで濡れティッシュを携え

こちらのお宅にお邪魔。
では
猫拭き講座 高難易度編 スタートです。
まず大前提として

報酬を提示。
これは”終わったらいいことがあるよー”という印象付けになります。
そして最初は

猫が喜ぶ顔周りから。
もちろん本命は体。
が、いきなりそこから行ってはいけません。
猫さん同士でも自分の舌の届かない顔周りがやられて嬉しいポイント。
フキフキに慣れてない猫こそここはじっくりと、親猫になったかのような気持ちで。
いかがでございましょうご気分のほどは?

それは何より。
そして充分緊張がほぐれたところですかさず

本命の体をひと拭き。
(様子を見ながら二拭き三拭きも可)
そして即顔周りに戻ります。

いえいえ何も~?
これをワンセットとして繰り返すことによりフキフキ嫌いな猫さんでも
嫌気を感じさせずに汚れを拭きとれます。
この時最悪なのは短気を起こして抑えつけての無理拭き。
そうなれば次からはますます逃げ回る悪循環となってしまいます。
さて結果のほどは…

この通り。
だいたい8割ほどは汚れも取れたでしょうか。

いやいや決してそのようなことは。
さ、お約束の報酬ですよ。

でしょう?^^
本日のおさらいは3つ。
1.まず最初は顔周りから。
2.親猫が子猫の汚れを取ってあげるような気持ちで。
3.決して短気にならず毛づくろいの一環に紛れ込ませる。
これを守れば外出猫に限らずフキフキが嫌いなおうち猫でも抵抗がなくなるはずです。
ではこの講座はこれにて終了です。
全てのフキフキできない飼い主とその愛猫に幸多からんことを。
おまけ
だいぶ遅くなってからのチビの付き添い散歩。
もはやフラッシュなしでは撮影もおぼつかない暗さの中

境界線付近にカタワレ発見。

そしてそれを見つめるチビ。
お前ら実は仲良くないか?(-"-;
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| 猫講座 | 21:00 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑