脇の甘い看守
2021,5
ヤチが外出禁止になって3日目の朝。
この日執事は冬物の入れ替えに追われていた。
特に冬いっぱい活躍してくれた電気毛布とひざ掛けは大物なので運び出すのも一苦労。
戸口を開けっぱでバタバタ出入りをしていると

ヤチが侵入。
あーあ(-"-;

…まあいいか。
ヤチも外を封印されて気の毒だし、チビのいない間の探索くらい許してやるか(-"-)
と、黙認していると

人間の感情に”だけ”は敏感なヤチが調子に乗る。
いーよいーよ、そのかわりネタ用に撮影はさせてもらうからなw

『パシャ!』

『パシャ!』
……
あ゛っ!!Σ(|| ゚Д゚)
なんというマヌケっぷり。
ヤチを出入り自由にしておいてキャットドアをロックするのを忘れていたのだΣ(|| ゚Д゚)
当然制止する間もなくヤチは外階段から脱走。
急いで玄関から後を追うとそこには

優雅に溜水を飲むヤチの巨体が。
なんとか捕まえようと素知らぬふりで近づくも
二日の外出禁止とムダに鋭敏な捕獲オーラ感知でスルスルと逃げ回る。
やむを得ず姉に状況説明と謝罪をすると
「仕方ない、しばらく放置で捕まればよし、でなければ午前様も覚悟する」
とのこと。
責任はバリバリ感じるがこちらもやることがある。
ヤチの姿をちらちら探しながら予定をこなす。
そして時刻は昼過ぎ。
ぶっ続けではないが捜索にかけた時間は延べ1時間強。
だがその間ヤチはチラとも姿を見せず。
まずいな…
このままじゃ午前様ルートだ。
そこで本腰を入れてヤチを探し回る。
作業場内、農具置き場の上、車庫の裏…
そうこうしてる途中草むらで寝ているチビを発見。
思わぬ執事との邂逅にテンションが上がって庭までついてくるチビ。
あー悪いが今はお前をかまってる暇は…( ゚д゚)ハッ!
いや、そーかそーか、じゃここで撫でてやろーなー♪
しばらくすると

……

ほれっ!!
とすかさず抱え上げ家に放り込む。
ほ~っ…ε-(´∀`*)
ヤチ10匹分の肩の荷を下ろしながら姉に連絡。
そして階段を上がると

不満げなヤチが。
大層なことしたんだよ(# ゚Д゚)
それにしても大失態だった。
チビと生活してる上でキャットドアのロックが必要になるのは年に1~2回。
習慣そのものがないのが何より問題。
まずいなあ…これじゃうっかり部屋を開けてもおけない。
今後は自室の入り口の管理により細心の注意が必要になった執事でした(ヽ'ω`)-3
おまけ
ヤチの回収後、庭に戻ると

納得いかない様子のチビが。
いや、お前をダシにしたのは悪かったよ。
だが今回はホント助かった、おわびに散歩に付き合うからさ^^;
おまけのおまけ
上述の草むらのチビの巣だが

後で見に行ったらきれいに跡が(´・ω・`)
諸事情によりしばらくコメントのお返事・皆様のブログへの訪問が
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| 八千代 | 21:00 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑